INC議長、パリ交渉終了に伴いプラスチック汚染に関する国際協定のゼロ草案を作成

パリ、2023 年 6 月 3 日– 海洋環境を含むプラスチック汚染に関する国際的な法的拘束力のある文書（INC-2）を開発するための政府間交渉委員会の第2回会合が、フランスの首都で本日閉幕し、INC議長の委任を受け、フランス政府の支援を得た。事務局は、11月にケニアのナイロビで開催される予定の次回会合に先立って、協定のゼロ草案を作成する予定である。

パリの国連教育科学文化機関（ユネスコ）本部でフランスが主催したこの会合には、パリでは1,700人以上の参加者（加盟国169か国の700人以上の加盟国代表とNGOの900人以上のオブザーバー）が出席した。 2 回目のセッションは、2022 年 11 月にウルグアイのプンタ・デル・エステで開催された INC-1 に続くものです。

国連環境計画（UNEP）のインガー・アンダーセン事務局長は、「INC-2の進展と、プラスチック汚染に関する法的拘束力のある国際文書のゼロ草案を作成するという任務に励まされている」と述べた。 「私はナイロビでのINC-3を楽しみにしており、この勢いを維持するよう加盟国に強く求めています。世界は、広範で革新的、包括的かつ透明性のある協定、科学に頼って利害関係者から学ぶ協定、そして、発展途上国への支援を保証します。」

「プラスチックはあまりにも長い間、設計におけるデフォルトの選択肢でした。プラスチック、特に不必要で問題のあるプラスチックの使用量を減らすために製品を再設計し、プラスチックの使用量を減らすために製品のパッケージと出荷を再設計し、再利用とリサイクル可能性を考慮してシステムと製品を再設計する時期が来ています。」そして、司法のためのより広範な制度を再設計することです」と彼女は付け加えた。 「INCにはこの変革を実現し、すべての人に大きなチャンスをもたらす力があります。」

会期初日、加盟国はジョージア、エストニア、スウェーデン、米国を事務局に選出した。 投票権に関する議論の後、彼らはまた、INCの業務に暫定的に適用される手続き規則草案の解釈パラグラフについても合意した。

正式にセッションを閉会し、INC議長のグスタボ・アドルフォ・メサ＝クアドラ・ベラスケス閣下は、セッションを主催したフランス政府とユネスコ、加盟国、オブザーバー、共同進行役、議論のサポートスタッフに感謝の意を表した。 。

「今後、事務局の支援のもと、ゼロ草案の作成に信頼を寄せていただきたいと思います」と同氏は述べた。 「私はこの文書が私たちの議論、加盟国の貢献や意見を忠実に反映するよう全力を尽くします。私は大きな責任を持って厳しい期限を守るためにこの重要な一歩を踏み出します。」

INC議長は、フランスの作家ヴィクトル・ユゴーの言葉を引用し、「自然が語りかけ、人間が耳を傾けないと考えるのは悲しいことだ。自然の声に耳を傾け、行動すれば、私たちは前進できる。」と付け加えた。

その決定の中で、INCは事務局に対し、INC-2で議論されなかった要素（協定書の原則や範囲、会合間の作業の可能性のある分野など）について、8月15日までにオブザーバーから、9月15日までにメンバーから提出を求めるよう要請した。 2つのコンタクトグループの共同進行役にINC-3の活動を知らせる。

」このセッションの冒頭で私があなたに訴えたのは、あなたがパリを大切にしてほしいということでした。 「あなた方は、草案ゼロと会期間の作業の権限を私たちに与えてくれて、それを成し遂げてくれました。」とINC事務局のジョティ・マートゥール・フィリップ事務局長は述べ、「あなた方がここパリで築き上げた勢いが、会期中に私たちの活動を導くことになるでしょう」と語った。期間中も、今後のセッションでも。 引き続き重要な取り組みを共に進め、11月の第3回セッションで皆様をナイロビにお迎えできることを楽しみにしています。」

終わり

政府間交渉委員会について

国連環境総会決議5/14は、UNEP事務局長に対し、政府間交渉委員会を招集し、2022年下半期に作業を開始し、2024年末までに作業を完了することを目標とするよう要請した。INCは次の任務を負っている。海洋環境を含むプラスチック汚染に関する国際的な法的拘束力のある文書（以下「文書」と呼ぶ）を開発する。これには、プラスチックのライフサイクル全体に取り組む包括的なアプローチに基づいて、拘束力のあるアプローチと自主的なアプローチの両方が含まれる可能性がある。

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